青チャートの使い方|何周・1日何題?10周以上した神戸大生が解説

科目別対策

こんにちは、神大研公式ブログ部の佐々原です。

この記事を見てくれたあなたは、

「青チャートって例題だけやればいいの?」
「何周すれば終わるの?」
「そもそも黄チャートとどっちを使えばいい?」

なんて思っているのではないでしょうか。

青チャートは、使い方を間違えると何周しても入試問題が解けるようにならない参考書です。

本記事では、チャートで遠回りをした私の経験をもとに、青チャートの使い方をまとめてみました。

【この記事でわかること】

  1. 青チャートのレベルと、ページの構成
  2. 青チャートの使い方5ステップ(印の付け方・解き直し・過去問との往復)
  3. 例題だけでいいのか、何周すればいいのか
  4. 青チャートと黄チャート、どっちを使えばいいか
  5. 学年別の進め方と、よくある質問への回答

▼ 青チャートの使い方へ

  1. 青チャートのレベルと構成
    1. 今売られている青チャート
    2. 1ページの構成とそれぞれの役割
  2. 青チャートの使い方5ステップ
    1. ステップ1:例題を自力で解いてみる
    2. ステップ2:○△×の印を付ける
    3. ステップ3:翌日と1週間後に解き直す
    4. ステップ4:練習で解けたかを確かめる
    5. ステップ5:過去問にチャートの番号を書き込む
  3. 青チャートは例題だけでいい?
  4. 青チャートの勉強計画
    1. 何周すればいい?
    2. 1日何題やればいい?
    3. 学年別の進め方
  5. 青と黄チャートどっちを使う?
    1. 白・黄・青・赤チャートの違い
    2. 青チャートと黄チャートの違い
    3. どっちを選ぶかの判断基準
    4. 迷ったときの3つの質問
    5. 青と黄を両方やる必要はない
  6. 失敗する青チャートの使い方
    1. 1. 解答を読んで分かった気になる
    2. 2. 印を付けずに周回を急ぐ
    3. 3. 最初から全部の問題を解こうとする
    4. 4. 何冊もの参考書に手を出す
    5. 5. チャートだけで過去問に進まない
  7. 青チャートのよくある質問
    1. Q1. 青チャートは何周すればいいですか?
    2. Q2. 青チャートは例題だけで大丈夫ですか?
    3. Q3. 高3からでも青チャートは間に合いますか?
    4. Q4. 青チャートは独学でも使えますか?
    5. Q5. 旧課程の青チャートでも大丈夫ですか?
    6. Q6. 黄チャートを終えたら青チャートもやるべきですか?
  8. まとめ:青チャートの使い方
  9. 数学の勉強の相談は神大研へ

青チャートのレベルと構成

青チャートの正式な名前は「チャート式 基礎からの数学」です。数研出版が出している網羅系の参考書で、表紙の色から青チャートと呼ばれています。

教科書レベルの基本から、大学入試の発展的な問題までを1冊に集めているのが特徴です。まずは、今売られている版を確認しておきましょう!

今売られている青チャート

書名 ページ数 定価(税込)
チャート式 基礎からの数学I+A 改訂版(2026年1月発売) 696ページ(別冊解答編448ページ) 2,310円
チャート式 基礎からの数学II+B 新課程版 664ページ(別冊解答編440ページ) 2,431円
チャート式 基礎からの数学III+C 新課程版 736ページ(別冊解答編632ページ) 2,541円

※数学I・数学A・数学II・数学B・数学III・数学Cの分冊もあります。

参照元:数研出版 改訂版 チャート式 基礎からの数学I+A新課程 チャート式 基礎からの数学II+B新課程 チャート式 基礎からの数学III+C改訂版チャート式参考書の発売のお知らせ

数学I+Aだけで700ページ近くあります。全部を同じ熱量で解こうとすると、まず終わりません。

この厚さを前提に「どこまで・何周やるか」を先に決める。これが青チャートの使い方の出発点です。

これから数学I+Aを買うなら、2026年1月に出た改訂版を選んでください!

1ページの構成とそれぞれの役割

パーツ 中身 使い方
基本事項 公式や定義のまとめ。公式の証明も詳しく載っている 例題の前に読む。公式の導き方も確認する
例題 各項目の中心。「指針」で解き方の方針の立て方を説明 主役。ここを完璧にする
練習 例題とほぼ同じ型の類題 例題が本当に解けたかの確認に使う
EXERCISES 節の終わりの演習問題 志望校のレベルに応じて取り組む
総合演習 巻末。第1部は思考力や共通テスト型の問題、第2部は大学入試問題 仕上げ用。全員がやる必要はない
コラム ズームUP・まとめ・振り返り・深く考える など つまずいた単元で読む

参照元:数研出版 改訂版 チャート式 基礎からの数学I+A(内容説明)

例題には、難しさを表すコンパスマーク(1〜5)が付いています。数字が大きいほど難しく、4・5は入試の標準〜応用レベルが目安です。

コンパスの数は、あとで「どこまで解くか」を決めるときの物差しに使います。

改訂版の数学I+Aには、全例題の解説動画(907本)も付いています。解説を読んでも分からない問題は、動画に頼りましょう!

青チャートの使い方5ステップ

青チャートは「読む本」ではなく「解けるようにする本」です。次の5ステップで進めてください!

ステップ1:例題を自力で解いてみる

まだ習っていない単元なら、基本事項を読んでから例題に入ります。習った単元なら、いきなり例題を自力で解いてみましょう。

5〜10分考えて手が止まったら、答えを見る前に「指針」だけを読んでください!

指針には、解き方の方針をどう立てるかが書かれています。指針を読んで、もう一度自分の手で解く。

この「指針→もう一度解く」の順番が、初見の問題で方針を立てる力を育てます。いきなり解答を読むと、この練習の機会がなくなります。

ステップ2:○△×の印を付ける

解いたら、例題番号の横に必ず印を付けましょう!

状態 次にやること
何も見ずに自力で解けた 1週間後にもう1回だけ確認する
指針を読んだら解けた/時間がかかった 翌日に解き直す
× 解答を読んで理解した 解答を見ずに書けるまでやり、翌日に解き直す

印の横には日付も書いておくと便利です。いつ解けなかったかが残ると、復習のタイミングが一目で分かります。

印があれば、2周目以降は△と×だけを解けばよくなります。何周もする本だからこそ、この印が時間を節約してくれます。

ステップ3:翌日と1週間後に解き直す

解答を読んで「分かった」と思えても、それは解けるようになったわけではありません。何も見ずに解けるかを確かめることが大切です。

△と×の例題は、翌日にもう一度、何も見ずに解いてください!そこで解けたら、1週間後にもう1回。

ここまでやって、ようやく1問が「完璧」です。遠回りに見えますが、忘れにくくなるので結局は1番の近道だと思います。

ステップ4:練習で解けたかを確かめる

例題の横にある練習は、例題とほぼ同じ型の問題です。例題が○になったら、練習を1問解いて、本当に使えるかを確かめましょう!

全部の練習を解く必要はありません。△や×だった例題の練習だけで十分です。

ステップ5:過去問にチャートの番号を書き込む

入試問題は、チャートの例題1問がそのまま出るわけではありません。いくつかの例題の考え方が組み合わさって、1つの問題ができています。

1つの分野を極めるだけでなく、それを応用する力が大切です。単元別にまとめられたチャートだけでなく、早くから過去問に取り組む理由はここにあります。

私は実際に、過去問にチャートのどの例題の要素が組み合わさった問題かを書き込んで復習していました!

やり方は簡単です。過去問や模試を解いたら、小問ごとに使った例題の番号を余白に書くだけです。

小問 余白への書き込み そこから分かること
(1) 例題◯◯ チャートの1問で解ける基本の問題
(2) 例題◯◯+例題◯◯ 2つの考え方の組み合わせを見抜けたか
(3) (番号が書けない) どの例題とつながるか分からない=弱点

番号が書けない問題は、どの例題とつながっているか分からない問題です。そこがあなたの弱点なので、関連しそうな単元の例題に戻って解き直しましょう!

チャートは1周目で終わる本ではなく、過去問を解いた後に「戻る場所」です。

逆に、チャートの例題の横に「◯年の過去問」とメモしておくのもおすすめです。次にその例題を見たとき、入試でどう使われたかまで思い出せます。

過去問に入ったとき、「この考え方、チャートにあったな」と思えることが大切です。そこからチャートに戻って、定着させましょう!

ここまでの5ステップ、読むと簡単そうに見えます。でも、実際に続けようとすると迷うことが多いんです。

「この○は本当に○でいいのか」「今のペースで入試に間に合うのか」。1人で判断するのは、誰でも難しいと思います。

だからこそ、今の成績と残りの時間に合わせて、一人一人に合った進め方を決める必要があります。

公式LINEで「何から勉強する?」を選んで、今使っている参考書と最近の模試の偏差値を送ってください!

あなたの青チャートの進め方を、一緒に決めましょう!

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青チャートは例題だけでいい?

結論から言うと、ほとんどの人は例題だけで大丈夫です。

例題を完璧にするだけで、共通テストや国公立大の標準問題に必要な解き方はそろいます。練習やEXERCISESに手を広げて、例題が中途半端になる方がよっぽど危ないです。

志望校のレベル別に、どこまで解くかの目安を表にしました。

目標 例題 練習 EXERCISES 総合演習
共通テスト中心 コンパス1〜3を完璧に △×の例題の分だけ 不要 第1部の共通テスト型だけ
国公立大・中堅私大の二次 全例題 △×の例題の分だけ 余裕があれば 不要
難関国公立大・難関私大 全例題 △×の例題の分だけ 余裕があれば 余裕があれば
最難関大(東大・京大・医学部など) 全例題 △×の例題の分だけ 余裕があれば 余裕があれば(仕上げは志望校の過去問)

※神大研の考える目安です。数学の配点や、他の科目の仕上がりによって変わります。

文系で数学の配点が小さい人は、コンパス4・5の例題を後回しにするのも作戦です。浮いた時間を英語や国語に回した方が、合計点は伸びると思います。

練習やEXERCISESに進むのは、例題に×が残っていない単元だけにしましょう!

例題を完璧にしたら、演習は過去問で行うのがおすすめです。チャートは、過去問で詰まったときに引く辞書として使いましょう!

ただ、チャートの練習で演習を積むことも、定着にはつながります。

青チャートの勉強計画

使い方が分かったら、次は「いつまでに・何周やるか」です。

チャートは問題数が多いため、この計画がきちんとできてないと不完全なまま入試に挑むことになり危険です。

何周すればいい?

「何周したか」を数えるより、「×がいくつ残っているか」を数えましょう!

周回は、印を使って次のように絞っていきます。

解く問題 目的
1周目 すべての例題(コンパス4・5は後回しでも可) 解き方を知り、○△×を付ける
2周目 △と×の例題だけ 自力で解ける問題を増やす
3周目 まだ×の例題+その練習 ×をゼロにする
それ以降 過去問・模試で間違えた問題とつながる例題 入試問題とチャートを結びつける

2周目からは解く問題がどんどん減るので、1周目ほど時間はかかりません。

目安は3周。ただしゴールは回数ではなく「×がゼロ」です。

1日何題やればいい?

例題の数は冊子や版によって違います。まず、使う冊子の最後の例題番号を見て、例題数を合計してください。

大事なのは、解き直しの分も数に入れることです。翌日と1週間後の解き直し、2周目・3周目を足すと、解く量は例題数のおよそ2.5倍です。

計算は、次の2つの手順だけです。

手順 計算 例(例題300題の場合)
1. 解く量を出す 例題数 × 2.5 300 × 2.5 = 750題
2. 残りの日数で割る 解く量 ÷ 残りの日数 750 ÷ 150日 = 1日5題

例題300題のとき、残りの日数ごとの1日の量は次の通りです。

残りの日数 1日に解く題数
300日(約10か月) 2〜3題(2日で5題)
250日(約8か月) 3題
150日(約5か月) 5題
100日(約3か月) 7〜8題

※300題は計算の例です。自分の本の例題数と、目標の日までの日数で計算してください。この題数には、解き直しの問題も含みます。

使える日数は、定期テスト前や模試の週を引いて、少なめに見積もることが大切です。

例題の×は、高3の夏までにゼロにしましょう!もし高3の春までに終えられれば、大きなアドバンテージです!

まだ始めていない段階で計算して「青チャートが終わらない」となったら、黄チャートがおすすめです。

1日の中身は「新しい例題+前日の△×の解き直し」です。私も新しい問題ばかり進めて、解き直す問題がたまり、復習がいい加減になったことがあります。

自分の残りの日数で計算してみて不安になったら、公式LINEで相談してください!1日の量を一緒に決めましょう!

学年別の進め方

時期 青チャートでやること 到達目標
高1〜高2 授業の進度に合わせて、習った単元の例題を1周。定期テスト前に△×を解き直す 習った単元の例題が初見で解ける
高3の4〜7月 全範囲の2周目(△×だけ) 全分野の基本に穴がない
高3の夏休み 3周目+志望校に応じて練習・EXERCISES ×がゼロ
高3の9月以降 過去問が主役。間違えた問題とつながる例題に戻る 過去問が初見で解ける

大切なのは、夏休みまでに例題の×をなくしておくことです。秋からの過去問演習で「戻る場所」があるかどうかで、伸び方が大きく変わります。

青と黄チャートどっちを使う?

私のおすすめは、高1・高2なら青、高3から始めるなら黄です。

ただ、本当に大事なのは色ではなく「今の成績」と「本番までの残り時間」です。順番に見ていきましょう。

白・黄・青・赤チャートの違い

チャート式の数学参考書は、表紙の色で4種類あります。数学I+Aで比べると、次の通りです。

色(正式名) 数研出版の位置づけ ページ数 解説動画 定価(税込)
白(基礎と演習) 基礎固めから共通テストの準備まで。教科書と併用する日常学習向け 544ページ 一部の例題(188本) 2,024円
黄(解法と演習) 教科書マスターから入試対策まで。多くの学校で採用 584ページ 全例題(732本) 2,189円
青(基礎からの) 日常学習から入試の発展的な問題まで。チャート式のベストセラー 696ページ 全例題(907本) 2,310円
赤(チャート式数学) 最難関大学の入試向け。チャート式の最高峰 512ページ 無料のデジタルコンテンツあり 2,310円

※白・黄・青は改訂版(2026年1月発売)、赤は新課程版の数学I+A。ページ数に別冊解答編は含みません。

参照元:数研出版 新課程 チャート式 数学I+A(各シリーズの特色)改訂版 基礎と演習 数学I+A改訂版 解法と演習数学I+A基礎と演習(内容説明)

赤は1冊のページ数こそ少ないものの、最難関大向けで問題の難しさが別物です。多くの受験生にとって、選択肢は白か黄か青のどれかです。

青チャートと黄チャートの違い

項目 黄チャート 青チャート
カバーする範囲 基本から入試標準レベルまでの必須問題を、コンパクトに網羅 教科書レベルから入試の発展的な問題まで、もれなく掲載
例題の種類 基本例題・重要例題・補充例題の3種類 似たタイプの例題がまとまって並ぶ
解き方の説明 CHART&SOLUTION/CHART&THINKING(最重要ポイントを赤字で示す) 指針(解法の方針をどう立てるかを詳しく説明)
独自の工夫 章の始めの「SELECT STUDY」(選択学習の目安)・例題一覧・ランダム演習 基本事項で公式の証明まで詳しく説明
ページ数(数学I+A) 584ページ(解答編392ページ) 696ページ(解答編448ページ)
解説動画(数学I+A) 732本 907本

参照元:数研出版 改訂版 チャート式 解法と演習数学I+A(内容説明)改訂版 チャート式 基礎からの数学I+A(内容説明)

数学I+Aで比べると、青は黄よりページ数で112ページ、解説動画で175本多いです。この差は、ほぼ「入試の発展的な問題」の分です。

つまり、黄で足りない人が青を使うのではありません。発展問題まで手を回す時間がある人が、青を使うんです。

どっちを選ぶかの判断基準

あなたの状況 おすすめ 理由
高1・高2で、授業と並行して進められる 時間があるので、発展問題まで1冊でそろえられる
高3の春以降に網羅系を始める 問題数が少なく、夏までに網羅しやすい
学校で青か黄のどちらかを配られている 配られた方 授業・課題・小テストと番号がそろい、二度手間にならない
教科書の例題も自力で解けない 白から 解説がわからず、進めても身につかない
最難関大志望で、数学が得意 EXERCISESや総合演習まで使える

高3から始めるなら、黄チャートだけでも十分に対策できます。青を中途半端に終えるより、黄を完璧にして過去問に進む方が点数につながります。

迷ったときの3つの質問

どっちか決めきれないなら、次の3つの質問に「はい」か「いいえ」で答えてみてください!上から順に進みます。

質問 はい いいえ
1. 教科書の例題は、何も見ずに自力で解ける? 質問2へ 白チャートから
2. 高3の夏休みまで、半年以上ある? 質問3へ 黄チャート
3. 学校の定期テストで、数学は平均点以上を取れている? 青チャート 黄チャート

※私がおすすめしている目安です。学校で青か黄を配られているなら、そちらを優先してください。

青と黄を両方やる必要はない

青と黄を両方やる必要はありません。同じ網羅系を2冊やるより、1冊を完璧にして過去問に進む方が伸びます。

黄を完璧にした後にやるべきなのは、青ではなく志望校の過去問や入試レベルの問題集です。

途中で青がきつくなった場合も、黄に買い替えるより、青の基本例題とコンパス3以下に絞る方がおすすめです。それまでの印や書き込みを捨てずに済みます。

とはいえ、自分がどの状況に当てはまるのかを1人で決めるのは、誰でも難しいんです。同じ成績でも、残りの月数によって選ぶべき1冊は変わります。

迷ったら、公式LINEで「何から勉強する?」を選んで、最近の模試の偏差値を送ってください!

青か黄か、あなたが最初にやる1冊を一緒に決めましょう!

失敗する青チャートの使い方

最後に、青チャートでよくある失敗を5つ挙げます。1つでも当てはまったら、今日から直しましょう!

1. 解答を読んで分かった気になる

解答を読んで「分かった」で終わるのが、青チャートで1番多い失敗です。

読んで理解できることと、白紙から自分で書けることは別物です。×の例題は、解答を閉じて書けるまで終わりにしないでください!

2. 印を付けずに周回を急ぐ

私は現役時代、焦ってチャートの周回ばかりしていました。印もきちんと付けずに回していたので、どの分野が抜けているのか分かっていなかったんです。

抜けている分野に気づいたのは、浪人してからでした。

だからこそ、1周目から印を付けてください!それも、厳しく付けましょう。

少し迷った問題や、時間がかかった問題は○にしない。△にしておけば、次の周で必ずもう一度解く問題として残ります。

3. 最初から全部の問題を解こうとする

例題・練習・EXERCISES・総合演習を1周目から全部解くと、1冊が終わる前に入試が来てしまいます。

1周目は例題だけ。練習やEXERCISESは、例題の×がなくなった単元から足していきましょう!

4. 何冊もの参考書に手を出す

いろんな問題集を並行すると、どの分野が分かっていて、どの分野が分かっていないのかが見えなくなります。1冊を完璧にすることが大切です。

網羅系は1冊で十分です。迷ったら、今持っている1冊に戻ってきてください!

5. チャートだけで過去問に進まない

チャートを完璧にするのは、入試問題を解くための準備です。チャートの周回そのものがゴールになってしまうと、組み合わせ問題に対応できません。

高3の秋には、例題の×が少し残っていても過去問に進みましょう!過去問で間違えたところから、チャートに戻れば大丈夫です。

青チャートのよくある質問

Q1. 青チャートは何周すればいいですか?

目安は3周です。ただしゴールは回数ではなく、すべての例題が「何も見ずに解ける」状態になることです。

2周目からは△と×の例題だけを解くので、1周目ほど時間はかかりません。

Q2. 青チャートは例題だけで大丈夫ですか?

共通テストや、国公立大・中堅私大の二次試験なら、例題を完璧にすれば十分です。

練習は、△や×だった例題の確認に使うのがおすすめです。難関大志望でも演習の中心は過去問なので、EXERCISESは余裕があれば取り組みましょう。

Q3. 高3からでも青チャートは間に合いますか?

高3の春から網羅系を始めるなら、問題数の少ない黄チャートの方が現実的です。

すでに青チャートを持っているなら、基本例題とコンパス3以下の例題に絞りましょう。夏までに×をなくすことを優先してください!

Q4. 青チャートは独学でも使えますか?

使えます。指針で解き方の方針まで説明されていて、改訂版の数学I+Aには全例題の解説動画も付いています。

ただし、自分で「完璧」を判定すると甘くなりがちです。印と日付を必ず残して、解けない問題をごまかさないようにしてください。

Q5. 旧課程の青チャートでも大丈夫ですか?

2025年度入試から新しい学習指導要領(新課程)での出題になり、単元の区分が変わりました。例えばベクトルは、数学Bから数学Cへ移っています。

旧課程の本だと、学ぶ範囲や並び順が今の授業と合わない部分があります。これから買うなら新課程版か改訂版を選んでください。

Q6. 黄チャートを終えたら青チャートもやるべきですか?

やる必要はありません。黄チャートを完璧にしたら、次は志望校の過去問か入試レベルの問題集に進みましょう!

網羅系を2冊やるより、過去問で間違えた問題から黄チャートに戻る方が、入試で使える力がつきます。

まとめ:青チャートの使い方

項目 ポイント
青チャートとは 数研出版「チャート式 基礎からの数学」。教科書レベルから入試の発展問題まで
使い方 ①自力で解く(詰まったら指針) ②○△×と日付 ③翌日・1週間後に解き直し ④練習で確認 ⑤過去問に例題番号を書き込む
どこまで解くか ほとんどの人は例題だけで十分。練習・EXERCISESは志望校に合わせて
何周するか 目安は3周。ゴールは「×がゼロ」
青か黄か 高1・高2なら青、高3から始めるなら黄。両方やる必要はない
一番の失敗 解答を読んで分かった気になること

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記事タイトル 内容
神戸大学の数学対策|傾向・難易度・参考書ルート チャートを「完璧」にする基準と、過去問までの参考書ルート
神戸大学逆転合格に向けた参考書ロードマップ 全科目の参考書を、時期ごとに並べたロードマップ
神戸大学の英語対策|傾向・難易度・参考書ルート 英語の参考書ルートと、参考書ごとの使い方

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