こんにちは、神大研公式ブログ部の佐々原です。
神戸大学理学部は、数学・物理・化学・生物・惑星の5学科で「自然の原理」を探究する、神大理系の基礎学問の中心となる学部です。入試は共通テストと二次試験がほぼ半々(二次比率49〜56%)のバランス型で、二次試験は数学・理科が主軸(英語は125点と軽め)。数学と理科をどこまで仕上げられるかが合否を分けます。
この記事では、大学公式データをもとに、神戸大学理学部の学科別入試データと、共テボーダーから逆算した二次ボーダーを超える勉強法を徹底解説します。
- 神戸大学理学部5学科の構成と学べる内容
- 学科別の入試科目と配点・合格最低点(大学公式データ)
- 共テボーダーから逆算した「二次ボーダー」
- 理学部に向いている人・向かない人
- 二次の数学・理科を攻略する科目別勉強法
理学部の特徴

神戸大学理学部は、六甲台の理学部キャンパスにある5学科体制の学部です。応用・実学よりも「自然界の原理そのもの」を解き明かす基礎科学を学び、卒業後は多くが大学院に進んで研究者・高度専門職を目指します。
5学科の構成
| 学科 | 学べる内容 |
|---|---|
| 数学科 | 代数・幾何・解析など純粋数学と応用数理 |
| 物理学科 | 素粒子・物性・宇宙まで物理の基礎理論と実験 |
| 化学科 | 物理化学・有機・無機・分析化学 |
| 生物学科 | 分子・細胞から生態まで生命科学 |
| 惑星学科 | 地球・惑星・宇宙を扱う地球惑星科学(神大の特色学科) |
参照元:神戸大学理学部(公式サイト)
惑星学科は全国でも数少ない「地球惑星科学」を看板にした学科で、神戸大学理学部の大きな特色です。就職は大学院進学が多数派で、メーカー・IT・製薬・教員・公務員(技術職)など、専門性を活かした進路が広がります。
入試データ(配点・最低点)

入試科目と配点(前期・学科別)
共通テストの配点は学科でやや異なりますが、二次試験は数学・理科・英語の3科目で、数学と理科(各150点前後)が主軸、英語は125点と軽めです。
| 学科 | 共テ | 二次(数学/理科/英語) | 満点 |
|---|---|---|---|
| 数学科 | 360点 | 数学180・理科150・英語125 | 815点 |
| 物理学科 | 430点 | 数学150・理科150・英語125 | 855点 |
| 化学科 | 425点 | 数学150・理科150・英語125 | 850点 |
| 生物学科 | 450点 | 数学150・理科150・英語125 | 875点 |
| 惑星学科 | 450点 | 数学150・理科150・英語125 | 875点 |
二次の理科は、物理学科は物理必須、化学科は化学必須で残り1科目を選択します。一方、数学科・生物学科・惑星学科は物理・化学・生物・地学から2科目を自由選択できるため、生物選択の受験生でも戦えます(同じ理系でも物理・化学指定の工学部とは違うポイントです)。
数学科だけは二次数学が180点と重く、数学が得意な受験生に向いた配点です。
合格最低点(大学公式データ)
2025年度・前期日程
| 学科 | 満点 | 合格最低点 | 得点率 |
|---|---|---|---|
| 数学科 | 815点 | 545.0点 | 約67% |
| 物理学科 | 855点 | 577.6点 | 約68% |
| 化学科 | 850点 | 577.9点 | 約68% |
| 生物学科 | 875点 | 580.7点 | 約66% |
| 惑星学科 | 875点 | 569.1点 | 約65% |
2024年度・前期日程
| 学科 | 満点 | 合格最低点 | 得点率 |
|---|---|---|---|
| 数学科 | 815点 | 521.0点 | 約64% |
| 物理学科 | 850点 | 606.1点 | 約71% |
| 化学科 | 850点 | 587.3点 | 約69% |
| 生物学科 | 850点 | 537.2点 | 約63% |
| 惑星学科 | 850点 | 562.9点 | 約66% |
参照元:神戸大学 令和7年度 入学試験(合格者)成績結果(公式PDF) / 令和6年度(公式PDF) / 神戸大学 入試結果(公式)
※2025年度から共通テストに「情報Ⅰ」が加わり、一部学科で満点が変わっています(生物・惑星は850→875点など)。年度をまたいだ単純比較はできません。得点率で見ると各学科約65〜68%に収まり、学科間の難易度差は大きくありません。2025年度前期の合格者共通テスト平均は約78〜82%でした。
倍率・偏差値(2025年度・前期)
| 学科 | 倍率 | 偏差値 | 共テボーダー |
|---|---|---|---|
| 数学科 | 3.4倍 | 57.5 | 76% |
| 物理学科 | 2.0倍 | 57.5 | 78% |
| 化学科 | 3.2倍 | 60.0 | 76% |
| 生物学科 | 4.2倍 | 57.5 | 76% |
| 惑星学科 | 2.6倍 | 57.5 | 76% |
参照元:神戸大学 理学部 入試結果(旺文社パスナビ) / 偏差値・ボーダー(旺文社パスナビ)
倍率は物理2.0倍〜生物4.2倍と学科差がありますが、合格最低点はどの学科も約65〜68%とほぼ横並びです。倍率が高い学科が「難しい」わけではないので、倍率に惑わされず学びたい分野で選んで問題ありません。
共テボーダーから逆算した二次ボーダー
共通テストをボーダー通りに取った場合、二次であと何%必要かを2025年度前期の合格最低点から逆算しました。
| 学科 | 共テ(ボーダー) | 合格最低点 | 逆算した二次ボーダー |
|---|---|---|---|
| 数学科 | 274点(76%) | 545.0点 | 271点/455点(約60%) |
| 物理学科 | 335点(78%) | 577.6点 | 242点/425点(約57%) |
| 化学科 | 323点(76%) | 577.9点 | 255点/425点(約60%) |
| 生物学科 | 342点(76%) | 580.7点 | 239点/425点(約56%) |
| 惑星学科 | 342点(76%) | 569.1点 | 227点/425点(約53%) |
つまり、共テをボーダー通りに取れれば二次は約53〜60%で合格最低点に届きます。神大の二次は難問が出ないため、二次の主軸である数学・理科で6〜7割を確保できれば十分に射程圏です。共テで合格者平均(約80%)まで積めば、二次ボーダーはさらに5%ほど下がります。
向いている人・向かない人
向いている人
| チェック項目 | 神大研の視点 |
|---|---|
| 数学・理科をとことん探究したい | 理学部は「なぜそうなるか」を突き詰める学問。原理への好奇心が強い人ほど4年間が充実します |
| 数学が得意(特に数学科志望) | 数学科は二次数学180点と重め。数学で稼げる人にはこれ以上ない配点です |
| 共通テストで76〜78%を安定して取れる | 共テ:二次が半々のバランス型。共テで平均(約80%)を作れた生徒ほど二次に余裕を持って臨めます |
| 生物選択でも理系で戦いたい | 数学科・生物学科・惑星学科は理科2科目自由選択。生物+化学でも受験できます |
| 大学院進学・研究者を視野に入れている | 卒業生の多くが院進。研究の世界への入口として最適な学部です |
向かない人
| チェック項目 | 神大研の視点 |
|---|---|
| 資格・実学に直結する学部を望む | 理学は基礎研究寄り。手に職や実務直結を求めるなら工学部・システム情報学部の方が近いでしょう |
| 数学・理科2科目の負担から逃げたい | 二次は数学+理科2科目が主軸。理数の総合力が前提の入試です |
| 大学卒ですぐ就職したい | 院進が多数派の学部。学部卒での就職も可能ですが、進路の主流とは少しずれます |
科目別の勉強法

目標は、先ほど逆算した二次ボーダー約53〜60%を超えることです。二次の主軸である数学・理科で6〜7割、英語で6割を取れば合格ラインに届きます。神大研が推奨する参考書ルートで解説します。
数学(二次150〜180点)── 最重要科目
神戸大学の数学は「難問を排し標準的な問題を出題」が公式方針。標準問題を完答する精度が問われます。特に数学科は180点と重いため、微積分(数Ⅲ)・確率・証明(帰納法)を得点源に仕上げましょう。
| 時期 | 参考書 | 使い方 |
|---|---|---|
| 高1・2 | 青チャート | 例題を完璧に |
| 高3から | 黄チャート | 時間がなければ黄で網羅 |
| 高3夏〜 | 神戸大学過去問 | 過去問でアウトプット→チャートで復習 |
「過去問でアウトプット、チャートでインプット・復習」のサイクルが基本です。参考書ルートは神戸大学の数学対策|文系・理系別で詳しく解説しています。
理科(二次150点・2科目)
物理学科は物理必須、化学科は化学必須で、残り1科目を選択します。数学科・生物学科・惑星学科は2科目自由選択です。1つの参考書でインプット→過去問でアウトプットし、間違いは参考書に書き込んで一元化しましょう。目標は共テ8割・二次6〜7割です。
英語(二次125点)
英語は二次で最も軽い125点ですが、共通テストと合わせると差が出ます。長文3題+英作文を80分で処理するスピード勝負のため、速読と英作文の添削を習慣化しましょう。
| レベル | 参考書 |
|---|---|
| 基礎 | システム英単語(1400まで)・大岩の1番初めの英文法 |
| 中級 | 竹岡の英文熟考(上下)・速読英熟語 |
| 直前 | 神戸大学過去問・英作文ハイパートレーニング |
詳しくは神戸大学の英語対策参考書ルートをご覧ください。
共通テスト対策
共テは学科により360〜450点。理系のため国語・社会も必要ですが、比重は数学・理科・英語です。12月からは共テ形式演習に切り替え、情報Ⅰも計画的に対策しましょう。目標は合格者平均の共テ約80%です。
受験戦略・勉強計画
戦略①:学科は「学びたい分野」で選ぶ
合格最低点はどの学科も約65〜68%とほぼ横並びで、難易度差は小さいのが実際です。倍率(物理2.0倍〜生物4.2倍)には差がありますが、それだけで合否は決まりません。倍率に惑わされず、数学・物理・化学・生物・惑星のどれを学びたいかで選びましょう。
戦略②:共テ80%+二次60%を数値目標にする
逆算した二次ボーダーは約53〜60%。本番のブレを見込んで二次60%を目標にすれば、どの学科でも合格最低点を超えられます。数学・理科で7割、英語で6割が現実的な配分です。
年間スケジュールの目安
| 時期 | やること |
|---|---|
| 高3春まで | 数学:青チャート例題完成/英語:単語・文法完成 |
| 高3夏 | 数学:過去問演習開始/理科2科目のインプット完了 |
| 高3秋 | 神大過去問7〜10年分+記述添削 |
| 12月〜共テ | 共テ対策に全振り(国語・社会・情報Ⅰも仕上げる) |
| 共テ後 | 二次の数学・理科を最終仕上げ。答案精度を高める |
自習時間の設計が合否を決める
受験生の自習時間は年間約1500時間。共テ:二次が半々の理学部は、数学・理科の演習量がそのまま合否に直結します。「いつまでに・何を・どのレベルまで」を明確にした勉強計画と、毎週の検証サイクルを作りましょう。
戦略③:自習時間1500時間の配分を決める
受験生の自習時間は年間約1500時間。この時間をどの科目に何時間割くかを決めていないと、得意科目ばかりに時間を使ってしまいがちです。理学部を目指す場合の配分の目安を示します。
| 科目 | 目安時間 | 理由 |
|---|---|---|
| 数学 | 450時間 | 配点が最も大きく、伸ばした分がそのまま得点になる |
| 理科2科目 | 400時間 | 2科目分の負担。夏までにインプットを終える |
| 英語 | 350時間 | 毎日触れる。単語と解釈を切らさない |
| 共通テスト専用(国語・地歴公民・情報) | 300時間 | 11月以降に集中投下 |
【分析】配分を数字で決める最大のメリットは、「今週この科目に何時間使えたか」を検証できる点です。感覚で勉強していると苦手科目が後回しになり、本番直前に慌てることになります。神大研の自習コンサルティングでも、まずこの配分づくりから着手します。
戦略④:講師陣の経験から見た目標得点
「何割取れば合格できるのか」は、受験生が最も知りたい情報のひとつです。神大研の講師陣(全員が神戸大学の合格経験者)の経験から言うと、目標の目安は次のとおりです。
| 科目 | 目標の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 数学 | 3完+部分点 | 標準問題の取りこぼしが致命傷になる |
| 英語 | 6〜7割 | 和訳の構文ミスをゼロにできれば8割も見える |
| 理科 | 標準問題を全部拾う | 難問が解ける人より、標準を落とさない人が受かる |
【分析】ここで強調したいのは、満点を狙う必要はまったくないということです。実際に神戸大学英語で8割を取った講師も、「合格ラインの目安は6〜7割。標準的な問題を取りこぼさなければ届く水準」だと言います。国語も同じで、まず5割を安定させ、記述の完成度を高めて6割5分〜7割に乗せるのが現実的です。「全部解けるようにする」ではなく「取れる問題を確実に取る」——これが合格者に共通する発想です。
戦略⑤:私が実際にやった失敗から学ぶ
最後に、私自身が受験生時代に実際にやってしまった失敗を紹介します。同じ轍を踏まないでください。
失敗談:1問に固執して、標準問題を落とした
理科の過去問演習で、私は難しい1問にこだわって20分以上使ってしまったことがあります。結果、後半にあった解けるはずの標準問題に手をつけられないまま終了。採点してみると、固執した問題は結局解けておらず、落とした標準問題のほうが配点は大きいという最悪の結果でした。神戸大学の理科は「難問が解ける人」より「標準問題を落とさない人」が受かる試験です。
それ以来、詰まったら印をつけて次へ進むことを徹底しました。標準問題を全部拾ってから戻るほうが、総得点は確実に伸びます。2科目120分という長丁場だからこそ、1問への執着が命取りになります。
それ以来、間違えた問題は必ず1冊の参考書の該当ページに原因を書き込むようにしました。書き込みが溜まった参考書は自分専用の弱点ノートになり、直前期はそこだけを周回すれば済みます。間違いを放置せず、1冊に集約していくことが復習の効率を決めます。
理学部を目指すうえでも、この考え方は変わりません。やった量ではなく、身についた量が合否を分けます。
二次試験の時間配分
ここからは、理学部を受験するうえで欠かせない「本番の時間配分」を具体的に示します。神大研が推奨している配分は次のとおりです。
| 科目 | 推奨配分 | ポイント |
|---|---|---|
| 英語(80分・4題) | 大問Ⅰ18分/Ⅱ18分/Ⅲ17分/英作文20分/見直し7分 | 英作文の20分を必ず残す |
| 数学(120分・5題) | 1題20分×5題+見直し20分 | 数Ⅲの計算ミスが命取り。見直し時間を確保 |
| 理科2科目(120分) | 物理は1題18分×3題+見直し6分/化学は1題13分×4題+見直し8分 | 得意科目から着手。1問に固執しない |
【分析】理系型の二次試験は数学と理科の比重が大きいのが特徴です。特に数学は120分で5題という長時間の勝負になるため、1題ごとの時間を区切って進める意識が欠かせません。理科は2科目120分をどう配るかを事前に決めておかないと、本番で必ず崩れます。過去問演習の段階から「2科目連続120分」で解き、科目の切り替えにも慣れておきましょう。
共通して大切なのは、試験開始直後に全問へ目を通し、解けそうな問題から着手することです。誘導つきの小問構成が多いため、(1)(2)を確実に取り、(3)以降で部分点を積み上げる意識を持ちましょう。白紙の大問を作らないことが、合格ラインを超える最短ルートです。
設問タイプ別の攻略
神戸大学の二次試験は、設問のタイプごとに求められる力が異なります。特に英語は、どの設問に何が必要かを理解しておくと対策の方向が定まります。
| 設問タイプ | 必要な力 | 対応する参考書 |
|---|---|---|
| 同意表現問題 | 1秒で意味が出る単語力 | システム英単語・速読英熟語 |
| 和訳問題 | 構文の切れ目をつかむ構造把握力 | 竹岡の英文熟考(上・下) |
| 内容合致問題 | テーマをつかむ速読力 | 過去問・速読英単語 |
| 英作文(グラフ型) | 増減・比較の表現ストック | 竹岡の英作文/英作文ハイパートレーニング |
【分析】「なぜこの参考書を使うのか」が分かると、日々の勉強の目的が明確になります。たとえば同意表現問題は単語力がそのまま得点になり、和訳問題は構文把握力がなければ手が出ません。英作文はテーマによる難易度の差が小さいため、長文より先に英作文を解くという選択肢も持っておくと安全です。
参考書ルート早見表
神大研が推奨する参考書ルートを、レベル別にまとめました。基本方針は「1冊を完璧に仕上げてから次へ進む」ことです。
| レベル | 英語(単語・熟語/解釈) |
|---|---|
| 基礎 | ターゲット1200/大岩の1番はじめの英文法 |
| 入門(偏差値40〜50) | システム英単語(1400まで)/動画でわかる英文法 |
| 中級(偏差値50〜60) | システム英単語(2180まで)・速読英熟語/竹岡の英文熟考(上・下) |
| 上級(偏差値60〜70) | 速読英単語 上級編/ポレポレ英文読解・英文読解の透視図 |
| 仕上げ(高3秋〜) | 神戸大学の過去問5〜10年分/英作文+添削 |
| 科目 | 基礎〜実戦 | 仕上げ |
|---|---|---|
| 数学 | 青チャート(高1・2から)/黄チャート(高3から) | 神戸大学の過去問5〜10年分 |
| 理科 | 1冊を完璧に仕上げる(重要問題集など) | 過去問を本番と同じ2科目120分で |
【分析】参考書は多く持つほど有利になるわけではありません。神大研では復習可能な1冊を完璧にすることを重視しています。「いろいろな問題を解いたのに、チャートに戻ったら解けない問題がたくさんあった」という失敗は、実際の受験生に非常に多いパターンです。1冊を「初見で解く→翌日チェック→1週間後にもう1回」の流れで回し、確実に定着させましょう。
各科目の詳しい対策は、専用記事でさらに深く解説しています。英語の参考書ルート、数学の対策、理科(物理・化学)の対策もあわせてご覧ください。
FAQ(よくある質問)

Q1. 理学部で入りやすい・難しい学科はありますか?
合格最低点で見ると、どの学科も約65〜68%とほぼ横並びで、難易度差は大きくありません。倍率は物理学科2.0倍〜生物学科4.2倍と差がありますが、倍率が高い=難しいではありません。倍率でなく学びたい分野で選んで問題ありません。
Q2. 惑星学科では何を学びますか?
地球・惑星・宇宙を対象にした「地球惑星科学」を学びます。全国でも数少ない学科で、神戸大学理学部の大きな特色です。地質・気象・海洋・宇宙など、地球規模の自然現象に興味がある人に向いています。
Q3. 数学が得意なら数学科が有利ですか?
有利です。数学科は二次数学が180点と他学科(150点)より重く、数学で差をつけられます。ただし純粋数学は抽象度が高いため、「計算が得意」だけでなく「証明・論理が好き」かどうかも学科選びの目安にしてください。
Q4. 生物選択でも受験できますか?
学科によります。数学科・生物学科・惑星学科は理科2科目が自由選択なので、生物+化学などで受験できます。一方、物理学科は物理必須、化学科は化学必須です。生物選択の理系は、この3学科か、物理+選択1科目で受験できる海洋政策科学部も選択肢になります。
Q5. 共通テストは何割必要ですか?
ボーダーは学科により76〜78%です。2025年度前期の合格者共テ平均は約78〜82%でした。共テ:二次が半々のバランス型なので、共テで平均(約80%)を作れると二次に余裕が生まれます。
Q6. 就職・進路はどうですか?
大学院進学が多数派です。研究職のほか、メーカー・IT・製薬・化学・教員・公務員(技術職)など、専門性を活かした進路が広がります。基礎研究で培う論理的思考力は、幅広い業界で評価されます。
まとめ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学科 | 数学・物理・化学・生物・惑星の5学科 |
| 満点(前期) | 815〜875点(共テ:二次がほぼ半々) |
| 二次科目 | 数学(150〜180)・理科150・英語125(数学・理科が主軸) |
| 合格最低点(2025前期) | 約65〜68%(学科間の差は小さい) |
| 共テボーダー | 76〜78%(前期) |
| 逆算した二次ボーダー | 約53〜60%(共テがボーダー通りの場合) |
| 倍率(2025前期) | 2.0〜4.2倍(学科による) |
参照元:神戸大学 入試結果(公式)
理学部は、共テ80%を積み上げ、二次の数学・理科で6〜7割を取れれば、どの学科も現実的に狙えるラインです。難易度は倍率でなく合格最低点で判断し、学科は学びたい分野で選びましょう。
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