神戸大学法学部の入試対策を徹底解説|配点・合格最低点・勉強法

学部別対策

こんにちは、神大研公式ブログ部の佐々原です。

神戸大学法学部は、関西の国公立文系で京大・阪大の法学部に次ぐ人気を誇る学部で、多くの法曹を輩出している名門でもあります。入試の最大の特徴は、共通テストの配点比率が56%(475点/850点)と高い「先行逃げ切り型」であること。合格者の共通テスト平均は約84%に達しており、共テの出来がほぼ勝負を決めます。一方で二次試験の数学はわずか75点で、数学が苦手な文系にとって戦いやすい配点でもあります。

この記事では、講師が全員神戸大学合格者である神大研独自の視点から、法学部の入試情報と合格するための勉強法を徹底解説します。

この記事でわかること

  1. 神戸大学法学部の入試科目と配点(前期・後期)
  2. 合格最低点・倍率・偏差値の最新データ(大学公式)
  3. 法学部に向いている人の特徴
  4. 共テ80%を実現する科目別勉強法とおすすめ参考書
  5. 後期(小論文)まで含めた受験戦略・勉強計画

法学部の特徴

神戸大学法学部(法律学科)は、六甲台キャンパスにある1学科体制の学部です。法律学・政治学を体系的に学び、法曹(弁護士・検察官・裁判官)、国家・地方公務員、大手企業の法務・総合職へと進む伝統ある学部です。

進路の強さが法学部の魅力

進路 内容
法曹 神戸大学法科大学院(ロースクール)へ接続。近年は予備試験・司法試験でも合格者を輩出
公務員 国家総合職・国家一般職・県庁・市役所など公務員志望に強い
民間企業 金融・商社・メーカーの法務・総合職。関西での神大ブランドは絶大

参照元:神戸大学 法学部(公式サイト)

かつて「経済の神戸」と呼ばれた神戸大学ですが、近年は法学部の司法試験・予備試験実績も伸びており、OBからも「入ってから勉強できる環境が整っている」と評価されています。

入試データ(配点・最低点)

入試科目と配点(前期日程)

区分 科目 配点
共通テスト 国語100・数学75・理科50・外国語100・地歴公民50×2・情報Ⅰ50 475点
二次試験 国語150・数学75・英語150 375点
合計 850点

入試科目と配点(後期日程)

区分 科目 配点
共通テスト 国語100・数学100・理科50・外国語50・地歴公民50×2・情報Ⅰ50 500点
二次試験 小論文のみ250点 250点
合計 750点

参照元:神戸大学 法学部 入試科目(旺文社パスナビ)

配点から読み取れるポイントは2つです。

  1. 共テ比率56%は神大の主要学部で最高クラス。二次逆転の幅が小さく、共通テストが得意な受験生が有利になる入試形式です。
  2. 二次の数学は75点だけ。英語150点・国語150点の記述力で勝負でき、数学が苦手な文系に有利な構造です

文系学部どうしを「共テ:二次の比率」でそろえて比べると、法学部は共テ56%と神大文系で最も共通テスト寄りです。ただし共通テストの配点構成は神大の文系学部どうしでよく似ているため、実際に合否を分けるカギは二次試験でどの科目が重いかにあります。法学部の二次は英語150点・国語150点・数学75点で、英語と国語の記述力が最重要科目。数学は取りこぼさない程度で十分です。

合格最低点(大学公式データ)

年度 日程 満点 合格最低点 得点率
2025年度 前期 850点 598.2点 約70%
2025年度 後期 750点 577.1点 約77%
2024年度 前期 800点 559.4点 約70%
2024年度 後期 700点 547.3点 約78%

参照元:神戸大学 令和7年度 入学試験(合格者)成績結果(公式PDF)令和6年度(公式PDF)神戸大学 入試結果(公式)

※2025年度入試から共通テストに「情報Ⅰ」が加わり、前期の満点が800点→850点に変更されています。年度をまたいだ単純比較はできません。

注目すべきは、2025年度前期合格者の共通テスト平均が475点中397.3点(約84%)だったことです。合格最低点の得点率70%に対して共テ平均84%ということは、合格者の多くが「共テで貯金を作り、二次で守り切る」戦い方をしています。神戸大学の文系の主な戦い方ですね。

倍率(2025年度)

選抜 募集人員 志願者数 合格者数 倍率
前期日程 117名 388名 119名 3.2倍
後期日程 60名 600名 66名 3.0倍(受験198名)
「志」選抜 3名 29名 3名 9.7倍

参照元:神戸大学 法学部 入試結果(旺文社パスナビ)

後期は募集60名と、神大文系では貴重な「後期の枠が大きい学部」です。実際に神戸大学に通っていても法学部は特に後期入試で合格したという人が多い印象です。志願倍率は10倍(600/60)に見えますが、前期合格などで実際に受験するのは約3分の1のため、実質倍率は3.0倍。京大・阪大志望者の後期受け皿にもなっており、レベルはかなり高いです。

偏差値・共通テストボーダー

日程 偏差値(河合塾) 共テボーダー
前期 62.5 80%
後期 85%

参照元:神戸大学 法学部 偏差値・ボーダー(旺文社パスナビ)

偏差値62.5は神大文系で最上位クラス。共テボーダー80%であり、共通テストの配点が大きいことからも共通テストが75%以上ないと出願するのは厳しいでしょう。

共テボーダーから逆算した「二次ボーダー」

共通テストで何点・二次試験で何点取るのかを計画するのが受験戦略を立てるはじめの一歩です。これをして初めて受験勉強は始まります。「共テで何%取れたら、二次であと何%必要か」を2025年度前期の合格最低点(598.2点)から逆算しました。

共テの取り方 共テ得点 合格最低点 逆算した二次ボーダー
ボーダー通り(80%) 380点/475点 598.2点 219点/375点(約58%
合格者平均(84%) 399点/475点 598.2点 200点/375点(約53%

共テ比率56%の法学部では、共テ1%(約5点)の上下が二次ボーダーを約1.3%動かします。共テで合格者平均(84%)まで貯金できれば、二次は5割強で守り切れる計算です。逆に共テ78%を切ると二次ボーダーは6割を超えてきます。法学部では「共テで勝負を決め、二次で守り切る」この構造を前提に計画を立てたほうがよいでしょう。

向いている人

チェック項目 神大研の視点
共通テストで安定して高得点(80%以上)を取れる 共テ比率56%。マーク精度の高さがそのまま合格に直結します。共テで貯金を作れた生徒ほど、二次直前の伸びも大きいのが指導実感です
数学が苦手な文系 二次数学は75点だけ。英語・国語の記述で十分にカバーでき、「数学から逃げたい文系」の現実的な第一志望になります
コツコツ全科目を仕上げられる 共テは6教科8科目。派手さより「捨て科目を作らない管理力」が武器になる入試です
法曹・公務員という明確な目標がある ロースクール接続・公務員実績は文系トップクラス。ゴールが明確な生徒なら1年間モチベーションが切れずに戦えるでしょう
後期まで戦い抜く覚悟がある 後期募集60名は神大文系で貴重。後期まで受験勉強ができ小論文対策を行える人間にはもう一度チャンスがあります

科目別の勉強法

目標は、先ほど逆算した二次ボーダー約53〜58%を確実に超えることです。英語・国語の記述で6割、数学は標準問題で6〜7割を取るのが基本配分です。神大研が推奨する参考書ルートをもとに解説します。

英語(二次150点)── 記述力で差がつく最重要科目

レベル 参考書
基礎 システム英単語(1400まで)・大岩の1番初めの英文法
中級 竹岡の英文熟考(上下)・速読英熟語
上級 ポレポレ・速読英単語上級編
直前 神戸大学過去問・英作文ハイパートレーニング

神戸大の英語は長文3題+英作文を80分で処理するスピード勝負。和訳・内容説明の記述量が多く、英文を「英語のまま読む」速読力と、採点者に伝わる日本語で書く力の両方が必要です。英作文は自己採点が難しいため、必ず添削を受けましょう。神戸大学の英語対策参考書ルートで詳しく解説しています。

国語(二次150点)── 現代文の難度は関西国公立トップクラス

分野 参考書
現代文 現代文読解力の開発講座・神戸大学過去問
古文 古文単語帳315・富井の古典文法・読解
漢文 漢文はや覚え読解法

神戸大の現代文は「かなり難しい」と受験生の間でも有名で、記述の採点も厳しめと言われます。古文・漢文を先に固めて安定得点源にし、現代文は添削で答案の精度を上げるのが王道です。神戸大学の国語対策(時間配分含む)もあわせてご覧ください。

数学(二次75点)── 取りこぼさないだけでいい

青チャート(高1・2)または黄チャート(高3から)の例題を完璧にすれば十分です。神戸大の文系数学は標準問題中心で難問対策は不要。配点75点なので深追いせず、「標準問題で6〜7割」を確保して英語・国語に時間を回すのが合理的です。参考書ルートは神戸大学の数学対策|文系・理系別で詳しく解説しています。

共通テスト対策(475点)── 社会2科目と国語がカギ

法学部の共テは地歴公民が2科目(計100点)必要です。文系のため社会2科目の負担が重く、共テの社会と国語がカギ

  1. 社会:「時代と流れで覚える」+一問一答で高3夏までに1科目目を完成、2科目目は秋から集中
  2. 国語:古文単語・漢文句法を早期に固め、共テ形式演習を12月から週2〜3回
  3. 情報Ⅰ(50点)も配点があるため、12月からの演習に組み込む

目標は共テ83〜84%(合格者平均レベル)。80%ではボーダーちょうどなので、貯金を作るつもりで仕上げましょう。

受験戦略・勉強計画

戦略①:「共テ84%+二次60%」を数値目標にする

逆算した二次ボーダーは、共テ80%なら約58%、合格者平均の84%なら約53%。安全マージンを乗せた二次60%(225点/375点)を目標にすれば、共テが80〜84%のどこに着地しても合格最低点598点を超えられます。

戦略②:後期(小論文)を捨てない

後期は共テ500点+小論文250点で募集60名。前期不合格でも、共テ85%と小論文対策があれば十分チャンスがあります。小論文は社会・法律・政治テーマの論述のため、秋から月2本ペースで書き、添削を受けておきましょう。

年間スケジュールの目安

時期 やること
高3春まで 英単語・英文法完成/古文単語・文法完成/数学チャート例題
高3夏 英文解釈・長文演習/現代文記述開始/社会1科目目完成
高3秋 神大過去問7〜10年分+英国の記述添削/社会2科目目
12月〜共テ 共テ対策に全振り(社会2科目・国語・情報Ⅰを仕上げる)
共テ後 二次英国の最終仕上げ+(後期出願者は)小論文対策

自習時間の設計が合否を決める

受験生の自習時間は年間約1500時間。共テ6教科8科目+二次記述という法学部の入試は、科目バランスの管理がそのまま合否になります。「いつまでに・何を・どのレベルまで」を明確にした勉強計画と、毎週の検証サイクルを作りましょう。

戦略③:自習時間1500時間の配分を決める

受験生の自習時間は年間約1500時間。この時間をどの科目に何時間割くかを決めていないと、得意科目ばかりに時間を使ってしまいがちです。法学部を目指す場合の配分の目安を示します。

科目 目安時間 理由
英語 400時間 二次の配点が大きく、毎日の積み上げが効く
国語 350時間 記述の添削を含む。古典は早期に固める
数学 350時間 2完を狙う。チャートの周回が中心
共通テスト専用(理科基礎・地歴公民・情報) 400時間 科目数が多く、後半の比重が大きい

【分析】配分を数字で決める最大のメリットは、「今週この科目に何時間使えたか」を検証できる点です。感覚で勉強していると苦手科目が後回しになり、本番直前に慌てることになります。神大研の自習コンサルティングでも、まずこの配分づくりから着手します。

戦略④:講師陣の経験から見た目標得点

「何割取れば合格できるのか」は、受験生が最も知りたい情報のひとつです。神大研の講師陣(全員が神戸大学の合格経験者)の経験から言うと、目標の目安は次のとおりです。

科目 目標の目安 ポイント
数学 2完+残り1題の部分点 全問完答を狙わない。7割で十分戦える
英語 6〜7割 和訳と英作文の完成度で8割も狙える
国語 まず5割、仕上げて6割5分〜7割 満点を狙う科目ではない

【分析】ここで強調したいのは、満点を狙う必要はまったくないということです。実際に神戸大学英語で8割を取った講師も、「合格ラインの目安は6〜7割。標準的な問題を取りこぼさなければ届く水準」だと言います。国語も同じで、まず5割を安定させ、記述の完成度を高めて6割5分〜7割に乗せるのが現実的です。「全部解けるようにする」ではなく「取れる問題を確実に取る」——これが合格者に共通する発想です。

戦略⑤:私が実際にやった失敗から学ぶ

最後に、私自身が受験生時代に実際にやってしまった失敗を紹介します。同じ轍を踏まないでください。

失敗談:現代文から解いて、時間を溶かした
国語の過去問で、私は最初に現代文から手をつけていました。ところが文章量が多く、考え込んでいるうちに現代文だけで時間が来てしまい、古文・漢文に手をつけられないことが何度もありました。逆に古文から解いた回は、160字論述が途中までしか書けずに終了。時間配分の失敗を、本番前にたくさん経験しました。

試行錯誤の末にたどり着いたのが、漢文→古文→現代文という順番です。分量の少ない漢文から片付けて弾みをつけ、「残り時間はすべて現代文」という状態を作るほうが精神的にも安定します。実際、本番では時間がない中の現代文のほうが集中でき、時間内にまとめられました。

この失敗以降、過去問は必ず本番と同じ時間条件で解くようにしました。「わかる」と「本番で時間内に解ける」はまったく別物です。演習の段階から時間を計り、時間切れになった場合も時計を止めてから続きを解いて、「時間内に取れた点」と「時間があれば取れた点」を分けて記録しておきましょう。この差こそが、本番までに埋めるべき部分です。

法学部を目指すうえでも、この考え方は変わりません。やった量ではなく、身についた量が合否を分けます。

二次試験の時間配分

ここからは、法学部を受験するうえで欠かせない「本番の時間配分」を具体的に示します。神大研が推奨している配分は次のとおりです。

科目 推奨配分 ポイント
英語(80分・4題) 大問Ⅰ18分/Ⅱ18分/Ⅲ17分/英作文20分/見直し7分 英作文の20分を必ず残す
数学(80分・3題) 1題20〜25分×3題+見直し10分 解けそうな大問から着手し、まず2完を確保
国語(100分・3題) 漢文18分→古文30分→現代文50分→見直し2分 分量の少ない漢文から処理して弾みをつける

【分析】文系型の二次試験は3教科をバランスよく仕上げることが前提になります。数学は80分で3題なので、1題あたり20〜25分。全問完答を狙うより2完+部分点で7割を目標にすると現実的です。国語は現代文から始めると時間を溶かしやすいため、漢文・古文を先に片付けて「残り時間はすべて現代文」の状態を作るのが安全です。

共通して大切なのは、試験開始直後に全問へ目を通し、解けそうな問題から着手することです。誘導つきの小問構成が多いため、(1)(2)を確実に取り、(3)以降で部分点を積み上げる意識を持ちましょう。白紙の大問を作らないことが、合格ラインを超える最短ルートです。

設問タイプ別の攻略

神戸大学の二次試験は、設問のタイプごとに求められる力が異なります。特に英語は、どの設問に何が必要かを理解しておくと対策の方向が定まります。

設問タイプ 必要な力 対応する参考書
同意表現問題 1秒で意味が出る単語力 システム英単語・速読英熟語
和訳問題 構文の切れ目をつかむ構造把握力 竹岡の英文熟考(上・下)
内容合致問題 テーマをつかむ速読力 過去問・速読英単語
英作文(グラフ型) 増減・比較の表現ストック 竹岡の英作文/英作文ハイパートレーニング

【分析】「なぜこの参考書を使うのか」が分かると、日々の勉強の目的が明確になります。たとえば同意表現問題は単語力がそのまま得点になり、和訳問題は構文把握力がなければ手が出ません。英作文はテーマによる難易度の差が小さいため、長文より先に英作文を解くという選択肢も持っておくと安全です。

参考書ルート早見表

神大研が推奨する参考書ルートを、レベル別にまとめました。基本方針は「1冊を完璧に仕上げてから次へ進む」ことです。

レベル 英語(単語・熟語/解釈)
基礎 ターゲット1200/大岩の1番はじめの英文法
入門(偏差値40〜50) システム英単語(1400まで)/動画でわかる英文法
中級(偏差値50〜60) システム英単語(2180まで)・速読英熟語/竹岡の英文熟考(上・下)
上級(偏差値60〜70) 速読英単語 上級編/ポレポレ英文読解・英文読解の透視図
仕上げ(高3秋〜) 神戸大学の過去問5〜10年分/英作文+添削
科目 基礎〜実戦 仕上げ
数学 青チャート/黄チャート → 文系数学の赤→青 神戸大学の過去問5〜10年分
国語 現代文のaccess/古文単語315・富井の古典文法/漢文はや覚え 現代文読解力の開発講座+添削

【分析】参考書は多く持つほど有利になるわけではありません。神大研では復習可能な1冊を完璧にすることを重視しています。「いろいろな問題を解いたのに、チャートに戻ったら解けない問題がたくさんあった」という失敗は、実際の受験生に非常に多いパターンです。1冊を「初見で解く→翌日チェック→1週間後にもう1回」の流れで回し、確実に定着させましょう。

各科目の詳しい対策は、専用記事でさらに深く解説しています。英語の参考書ルート数学の対策国語の対策もあわせてご覧ください。

FAQ(よくある質問)

Q1. 共通テストは何割必要ですか?

ボーダーは80%ですが、2025年度合格者の共テ平均は約84%でした。80%は「戦えるライン」、84%が「安心して二次に臨めるライン」と考えてください。79%以下でも二次の英国に自信があれば出願の価値はありますが、上積みが必要です。

Q2. 数学が苦手でも合格できますか?

合格できます。二次の数学は75点と全体の9%以下で、標準問題が中心です。黄チャートレベルの取りこぼしさえ防げば、英語・国語の得点で十分カバーできます。実際、神大法学部は「数学から逃げたい文系」の現実的な選択肢として人気です。

Q3. 後期日程はどんな試験ですか?

共通テスト500点+小論文250点=750点満点で、募集60名と神大文系では大きな枠です。2025年度の合格最低点は約77%、共テボーダーは85%。京大・阪大からの下げ組も混ざるため共テの水準は高いですが、小論文対策をした受験生は少なく、準備すれば差をつけられます。

Q4. 法曹(弁護士など)を目指せますか?

目指せます。神戸大学法科大学院への接続ルートがあり、近年は予備試験・司法試験でも神大勢の実績が伸びています。学部からロースクール・予備試験を見据えるなら、1年次から法律科目の学習環境が整っている神大法は有力な選択肢です。

Q5. 二次試験での逆転は可能ですか?

大きな逆転は困難です。共テ比率56%のため、共テで5%のビハインド(約24点差)を二次で返すには記述で相当の差をつける必要があります。法学部志望なら「共テで勝つ」計画を最初から立ててください。逆に共テ得点力がある人には、これほど計算が立つ入試はありません。

Q6. 併願校はどう組めばいいですか?

文系の王道は「同志社法(要対策)+関学 or 立命館法(安全網)」です。神大合格レベルでも同志社は無対策だと取りこぼすため、過去問2〜3年分は必ず解いておきましょう。国公立では大阪公立大や兵庫県立大が現実的な選択肢になります。

まとめ

項目 内容
満点 850点(共テ475+二次375・共テ比率56%)
二次科目 英語150・国語150・数学75
合格最低点(2025前期) 598.2点(約70%)
合格者の共テ平均(2025前期) 約84%
偏差値/共テボーダー 62.5/80%(前期)、85%(後期)
逆算した二次ボーダー 約58%(共テ80%時)/約53%(共テ84%時)
倍率(2025) 前期3.2倍・後期3.0倍
入試の性格 共テ先行逃げ切り+英国の記述力勝負

参照元:神戸大学 入試結果(公式)

法学部合格のカギは、共テ84%を実現する全科目管理と、英語・国語の記述添削環境です。どちらも「正しい計画×継続的な検証」で作れるものであり、才能の勝負ではありません。

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